定例記者会見(平成28年3月1日)

会見概要

  • 日 時  平成28年3月1日(火)
  • 場 所  小美玉市役所本庁舎 2階 政策会議室
  • 出席者
    参加報道機関

    東京新聞、朝日新聞、茨城新聞、毎日新聞、時事通信、日本工業経済新聞

    市長、副市長、教育長、市長公室長、政策調整課長、各部署担当者

  • 記 録      秘書広聴課

市長あいさつ

本日は報道各社の皆様におかれましては,年度末の大変お忙しいところ定例記者会見にお集まりいただき誠にありがとうございます。

また,市政の運営につきましては,日頃より格別なご支援・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 小美玉市は3月27日で合併後10年を迎えますが,これまで新市の一体感を醸成(じょうせい)すべく,より多くの皆さんにまちづくりへ参画していただく機会を増やし,市民と行政が互いに協力し,新しい小美玉市を(はぐく)んでまいりましたが,平成27年度国勢(こくせい)調査(ちょうさ)の結果が示され,日本の人口が初めて減少に転じたことが報道されました。まさに人口減少時代の生き残りを賭けた市政運営が求められていくと感じております。

 昨年より策定を進めて参りました「小美玉市総合戦略 ダイヤモンドシティ・プロジェクト」が完成し,この計画の名前のように,宝石の王様「ダイヤモンド」に見立て,「ひと・もの・地域資源等の原石を掘り起こし,磨き上げ,光をあて,輝かせていくまちになる」ため,平成28年度予算へ人口減少対策と定住促進に対応する事業を盛り込んでおり,事業推進のため積極的な予算を組んでいるところでございます。

 また,本市の目指す将来像「人が輝く水と緑の交流都市」を実現するため,市民の交流基盤の強化とともに,市の一体化や都市としての機能の向上や,活力にあふれた安全・安心のまちづくりなど,重点的かつ効率的な予算編成を行いました。

説明案件

議案の内訳

1.   平成28年度第1回定例会議案についてご説明いたします。 

 

・専決処分の承認を求めることについて    1件

・条例の制定及び一部改正について     21件

・平成27年度補正予算           9件

・平成28年度当初予算          10件

・工事請負契約の変更契約の締結について   1件

・市道路線の認定について          1件

・市道路線の変更について          1件

(おおやけ)の施設の広域利用に関する協議について  2件

以上合計46件でございます。

 

議案の概要につきましては,資料1ページから4ページに記載しましたのでご覧ください。 

 

続きまして,5ページをご覧ください。

 

平成27年度一般会計補正予算」について,ご説明いたします。

 

今回の補正でございますが,決算見込額に応じた補正が主なものとなっております。また,国の補正予算成立に伴う,年金生活者等支援臨時福祉給付金事業やTPP対策の担い手確保経営強化支援事業費補助金事業を新規計上しております。

 補正の主なものですが,

歳入で,市税の決算見込による増,財政調整基金などの基金繰入金の減,合併特例債などの市債の減などが主なものとなっております。

 

歳出では,歳入増加に伴う特定防衛施設周辺整備調整交付金事業の増,国民健康保険特別会計繰出金の増や,国の補正予算に基づく年金生活者等支援臨時福祉給付金事業の新規計上,国の補正予算に基づく担い手確保経営強化支援事業費補助金事業の新規計上,広域幹線道路整備事業において,国庫補助金の交付見込額の減少による事業費の減,継続費を設定する旧小川高校改修工事の(ねん)(わり)(がく)見直しに伴う事業費の減,人事院勧告に伴う職員給与費の増などでございます。

また歳入歳出予算の補正のほか,継続費の補正,繰越明許費(くりこしめいきょひ)の補正も計上しております。

 

「平成28年度小美玉市予算について」ご説明申し上げます。

 

「平成28年度予算の概要」をご覧ください。

 

平成28年度の予算につきましては,本市の目指す将来像「人が輝く水と緑の交流都市」を実現するため,市民の交流基盤の強化とともに,市の一体化や都市としての機能の向上や,活力にあふれた安全・安心のまちづくりなど,重点的かつ効率的な予算編成を行いました。さらに,小美玉市総合戦略「ダイヤモンドシティ・プロジェクト」を着実に実行するための事業を多数盛り込んでおります

予算の規模といたしましては,一般会計は,2303,500万円で,前年度当初予算比0.7%(16,000万円)の減となっています。

また,特別会計は,135389万円で,前年度当初予算より4.0%の増であり,一般会計と特別会計を合わせた額は3653,889万円で,前年度当初予算より1.0%の増です。

なお,これに企業会計を足した予算総額は,3823,5932千円で前年度当初予算より1.4%の増となります。

 

つづきまして,平成28年度小美玉市予算の主要事業につきまして,ご説明いたします。

 

A4ヨコの「平成28年度小美玉市一般会計予算の概要」の冊子をご覧ください。

 

 2ページおめくりいただき,上段の主要事業をご覧ください。左側にダイヤマークが付いておりますのが「ダイヤモンドシティ・プロジェクト」と名付けた小美玉市総合戦略の地方創生関連事業でございます。

 

はじめに,2ページ 1の「みんなで創る自治のまち」であります。

「市民協働推進事業」を掲載(けいさい)しておりますが,本年度はまちづくり組織等によるサイトの立ち上げを推進するための補助金を交付する予定であり,事業費は80万円でございます。

 

つづきまして,6ページ 2の「未来を(ひら)く快適・便利なまち」であります。

8ページをご覧ください。継続事業であります広域幹線道路整備事業を掲載(けいさい)しております。事業実施路線は,(仮称)栗又四ケ線や羽鳥宿張星線などで,事業費は173,920万円でございます。

つづきまして,11ページ 3の「うるおいのある安全安心なまち」であります。

LED防犯灯整備事業」を掲載(けいさい)しております。環境負荷の軽減に寄与(きよ)し,また維持管理費の軽減及び適切な管理を目的とし,2ヵ年事業としてLED防犯灯を整備してまいります。1年目は行政区管理の防犯灯を対象とし,事業費は6,0761千円でございます。

 

つづきまして,16ページ 4の「ぬくもりにあふれる(すこ)やかなまち」であります。

「結婚推進事業」を掲載(けいさい)しております。出会いの場の創出を積極的に展開することで,小美玉市に住む未婚の若者の結婚を(うなが)すことを目的としております。異業種(いぎょうしゅ)交流(こうりゅう)などの多彩な出会いの場の創出,及び(こん)(かつ)事前講座の開催を予定しており,事業費4896千円を計上しております。

 

つづきまして,21ページ 5の「活力に満ちた産業のまち」であります。

22ページをご覧ください。経営所得安定対策に基づく米の需給調整の推進や水田農業の経営安定と水田の有効活用のため,補助金を対象事業者に交付します。

また,経営所得安定対策の実施にあたり,推進(すいしん)母体(ぼたい)である農業再生協議会に対して,制度の円滑な推進を図るため,推進事務費として経営所得安定対策直接支払推進事業費補助金を交付します。事業費は9,835万円でございます。

 

つづきまして,25ページ 6の「個性豊かな教育・文化のまち」であります。

26ページをご覧ください。新規事業としまして「教育振興基本計画策定事業」を掲載(けいさい)しております。本市における教育を取り巻く現状や課題を的確に(とら)え,小美玉市が目指すべき教育の姿を明確にし,市総合計画の理念を踏まえながら総合的かつ計画的に事業に取り組むための計画を2ヵ年で策定します。事業費は675万円でございます。

また,27ページに掲載(けいさい)しておりますとおり,小美玉市における児童生徒数の減に対する諸課題(しょかだい)に対応するため,「学校規模・学校配置適正化事業」を引続き進めてまいります。本年度の事業予定は資料に記載(きさい)しているとおりであり,事業費は小中学校合わせて101,4505千円でございます。

 

最後に,29ページ 7の「信頼で築く自主・自立のまち」であります。

30ページをご覧ください。新規事業として,「第2次小美玉市総合計画策定事業」を掲載(けいさい)しております。平成203月に策定された第1次計画が,平成29年度で10年間の期間が終了することを踏まえ,平成28年度から2ヵ年をかけて計画を立案(りつあん)いたします。事業費は8071千円でございます。

なお,その他の事業につきましては,「平成28年度小美玉市一般会計予算の概要」をご確認ください。

 

 続きまして,3.平成28年度 行政組織機構改革についてご説明いたします。

8ページ及び別図(べつず)1・2の「機構図(きこうず)新旧表(しんきゅうひょう)」もあわせてご覧ください。

 

この度,社会情勢の変化に「柔軟かつ効率的」に対応することを趣旨として,小美玉市行政組織の一部について機構改革を行います。

  まず,「玉里地区内地籍再調査の体制強化」として,平成28年度より玉里地区内の地籍再調査が本格化することを踏まえ,産業経済部農政課内の「地籍係」を「地籍調査室」として組織体制の強化を図り ,集中力をもって事業推進いたします。

  次に,「小中学校規模配置適正化の体制強化」として,教育委員会内に「施設整備課」を新設し,校舎などの環境整備について組織体制の強化を図ります。

また,新設の「施設整備課」には,学校教育課内で所管する「学校づくり推進室」と「施設整備係」を移管し,教育委員会内部の施設整備を包括的(ほうかつてき)に所管し,円滑で計画的な事業推進を図ります。

  その他の業務効率化の改編(かいへん)につきましては,8ページの((かっこさん)のとおりでございます。

 

  機構改革については,以上でございます。

 

 続きまして,4.小美玉市ふるさと応援寄附金お礼品の拡充についてご説明いたします。

 

 昨年6月に大幅なお礼品の拡充を行い,27品目まで増やし充実を図って参りましたが,その結果,今年度は前年度との比較で寄附金額が倍増しており,現時点で1億円を超えております。その結果を受けまして,お礼品の更なる拡充を図る事といたしました。

 追加したお礼品は,焼酎・干しいも・トマト・いちご・卵・お米等の10品目で,あわせて37品目になります。新たな商品を加え,本市特産品の魅力をPRするとともに,このふるさと納税をきっかけに,少しでも小美玉市に興味を持っていただき,行ってみたいと思われるように,市の魅力発信を充実させていきたいと思っております。

 

その他のイベント情報等につきましては資料をご覧ください。

また,内容の詳細につきましては質疑の中でお答えさせていただきます。

 

 

 

質疑応答 

  • 記者
資料1ページの地方版総合戦略「ダイヤモンドシティ・プロジェクト」のポイントは。どのようなところに重点を置いて策定されたのでしょうか。
  • 担当者

地方版総合戦略の策定ということで,現在,各自治体で作られておりますが本市では2030代の若い女性をターゲットに絞り,策定いたしました。どうしても若い世代の流出が多いので,住んでもらう,また来てもらうために策定しております。

  • 記者

事業の一つ「ふるさと同窓会応援事業」はめずらしいと思うが,他自治体で実施しているところはあるか。

  • 担当者

県内において計画をしているところはあると聞いておりますが,実際に実施しているところは把握しておりません。本市では,新潟県糸魚川市を参考に事業の計画をいたしました。

  • 記者

同級生と再会して,出会いの強化や結婚につながればということか。

  • 担当者

はい。ふるさと回帰のきっかけづくりとなればと思っています。また,設定年齢を2530歳としましたのは,ちょうど人生の岐路に立つ年齢ということでこの世代をターゲットに絞り,策定しました。

  • 記者

ふるさと納税についてお礼品の品目を増やしたということで,平成28年度の目標の設

定はさていますか。

  • 副市長

今年度(平成27年度)は1億円を目標に予算を計上させていただいており,達成したということで,今後さらに拡充をはかりながら進めていきたいと思っております。応援してくださる方の寄付があってのことなので,小美玉市の魅力・特産品を広く知っていただく機会になればと考えています。

  • 記者

寄付金額でみますと,昨年は県内で3位だったと記憶しているのですが,

現時点でのランキングは把握していますか。

  • 担当者

昨年12月末現在,県内で11番目だったと思います。

  • 記者

「ふるさと同窓会応援事業」の中で,先ほど,2530歳が人生の岐路と言っていましたが,2530歳でないとだめなのですか。

  • 副市長

地方版総合戦略「ダイヤモンドシティ・プロジェクト」冊子12ページの中で

“小美玉市で恋に出会うストーリー”という戦略を立て,有識者会議を経て意見をいただき,2530歳の市出身者の同窓会開催の応援をしようという項目を立てました。それについて今回,今年度の事業の中に入れたというものです。戦略として事業を進めるということです。

  • 記者

支援対象の条件として,市内の各店舗で開催されることのほかに,2530歳でなければならないと入っているのですね。その年齢でないと一人2,000円の助成を受けられないということですね。

  • 担当者

はい。25歳と30歳限定です。

  • 記者

4月以降(来年度)2530歳を迎える方ということですか。

  • 担当者
そうです。
  • 記者

60万円を2,000で割ると300ですが,300名ほど集うと予想されているのですか。

  • 担当者

はい。その程度と予想しております。

  • 記者

概要29ページのメディア戦略事業の経費というのは広告や宣伝というものになるのでしょうか。あるいはwebや発信?

また,これに関して特定の部署や担当者を置く予定はありますか。

  • 担当者

費用につきましては,メディアなどにご協力いただく経費,また,動画等を作成してSNS等に流す費用が含まれております。また担当課としましては,予算を政策調整課につけております。政策調整課内の職員が担当者となる方向です。

  • 記者

最近,民間企業など外部の方をシティプロモーションマネージャーなどとして

とり入れる場合もありますが,いかがお考えですか。

  • 副市長

他自治体やいろいろなところでそのような動きもありますので,本市でも検討していないわけではありませんが,現在のところ,募集をかけたり応募いただく状況には至っておりません。ただ,今回の重要な戦略の中でも,シビックプライドであったり,シティプロモーションを考えているので,今後必要であれば検討してまいりたいと思います。

  • 記者

新年度一般会計予算が前年比減となっている主な要因としてどのようなことが挙げられるか。

  • 担当者

担当者:歳入において市債の減がございまして,前年度比マイナス29.3パーセント,金額にして12520万の減となっております。また,緊急防災・減災事業債において前年度比マイナス80.5パーセント,金額にして55,650万の減となっております。

合併特例債においても前年度比マイナス26.6パーセント,金額にしまして61,470万の減となっています。

歳出ですが,大型事業の開始・終了によるものがございまして,広域幹線道路整備事業の増がございます。前年度比20.9パーセント,3607千円の増となっております。合併振興基金造成事業の終了により,こちらは7億円の減となっております。

また,小川総合支所の耐震工事,および教育施設の耐震補強工事の減が一般会計予算減の主な要因となっていると考えております。

  • 記者
市税が増えているのはどのようなことですか。
  • 担当者
市民税で1.9パーセント,4,900万の増となっており,個人市民税所得割りの増,法人市民税の法人数の増加が挙げられます。固定資産税でみますと,1.3パーセント,3,653万の増となっており,家屋新築の増が要因と考えております。
  • 副市長

補足しますと,昨年度まで3年間,毎年7億円ほど組んでいた合併特例債が終わったことが,新年度予算減の一番の大きな要因でございます。基金を造成するための特例債の発行が減ったというものです。

  • 記者

人口ビジョンですが,市で想定しているのは25ページのグラフということでよろしいでしょうか。

  • 副市長

これは,社会保障・人口問題研究所が想定したもので,市で最終的に作成したのは61ページのグラフになります。今回市では,2040年に46千人,2060年が45千人と推計しております。

  • 記者

この数値にもっていきたいということですか。

  • 担当者

はい。2010年で52200人ですから,今後,人口減少を少なくして,2040年以降は減らないようにしていきたいというものです。今回策定した,若い女性をターゲットにした総合戦略のもとで様々な施策を進めていきたいと思っております。

  • 記者

イベント「第1回オミタマ玉子王国の玉子まつり」はどのようなことをするのですか。

  • 担当者

「空のえきそ・ら・ら」主催で市の養鶏協会と共催し,第1回玉子まつりということで開催いたします。県内での鶏卵生産1位をPRし,消費拡大,また活性化を含めて行うものです。

  • 記者

卵の生産量はどのくらいありますか。

  • 担当者

市内には360万羽の鶏が飼育されております。生産量については把握しておりません。

  • 記者

生産量県内トップで間違いないですか。

  • 担当者

はい。

  • 副市長

鶏卵生産量ですが,茨城県が全国一位を誇っており,小美玉市は県内で一位ということで,最新の市町村別データがなく,また前回の数値を出した時期が鳥インフルエンザの時期と重なっていたこともあるので正確には分かりませんが,自称では日本一だと思っております。

  • 記者
 補正予算に農林水産業費(県の補助金)の増額とありますが,TPP絡みの補助金ということで,賛否両論いろいろあると思いますが,TPPに参加することで小美玉市にとってプラス面,マイナス面どのような影響があると見ていますか。
  • 市長

先ほど,鶏卵の生産量1位の話が出ましたが,本市は酪農においても県内1位を誇っています。この酪農が受けるマイナスの影響は大きいと考えております。それに伴う補助制度が国で積極的に組まれています。

  • 担当者
 

農業基盤の強化をはかるための補助金制度があります。今回の補正予算でも出させていただきました。

  • 市長

農業施設の整備をする際に5割の補助など,補助制度の整備を進めており,それらを活用して農家の負担を軽減していこうというものです。

  • 記者

具体的な影響額というのはこれからですね。現段階は体質の強化ということですね。

  • 市長
はい。
この記事に関するお問い合わせ先

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